◎性にもバリエーションがある!

DNA 健康・栄養
耳に飛び込んできた
『性にもバリエーションがある!』
という言葉は新しい響きでした~
それは、NHKの織田裕二さんが司会を務める番組の中の言葉。
ヒューマニエンススペシャル~40億年のたくらみ
“性とウイルス”人間を生んだ力とは
たまたま見ていたこのテレビに釘付けになりました。あっという間の45分。
【人間を生んだ力】
まずは、性について。
性スペクトラム
遺伝子的に【性は多用】だという。

みんな、男と女の間のグラデーションのどこかに属している。
性別を決める染色体が、
xxだと女
xyだと男
(になると私も確かにそう教わりました。)
ですが、
たくさんの人の遺伝子をみると
このxxとxyとの間に様々なバリエーションがあるという。
なんと
x染色体は約2000種類
y染色体は約50種類あり、
yをもたない男性もいるそう。
これだけの種類があるなら、人間も染色体がxx=女 xy=男しかないのではななく男と女の間にグラデーションがあるのにも納得。
(それぞれの染色体にこんなバリエーションがあるのも知らなかった!)
私はどこくらいかな?少し男よりの女かな(笑)?とか思いながら見ていました。
トランスジェンダーの理解は深まってきましたが、
遺伝子的に性は多様だということがわかるともっと理解も深まります。
そして特別なことではなく、ごく自然なことだということですね。

それから…男性の皆さん、y染色体消滅の危機です!
x染色体は再生できるけど、y染色体は再生できないから長い年月の間に傷ついて今、yはx染色体に比べ極めて小さいとのこと。

1億6600年前、私たちがネズミのようだった時には、xもyも同じは大きさだったのに、傷ついたyが1/13まで小さくなっているのだそう。

時間を変えて少しずつ減ったのではなく、急激に減る時期が何度かあったという。
過去にyに他の別の染色体を引っ付けて大きくして進化したこともあったらしい(人間ではなくネズミ類だったと思う…)。すごい進化だなあ。

y染色体をもっている性は、近い将来にどんな進化をしていくのでしょうね!!

次に、ウイルスと人との関係についてです。
ウイルスが人間を生んだ!?
ウイルスと取引して進化したというもの。

ほ乳類の出産のしくみで重要な胎盤こそウイルスと取引した結果なのだそう。

1億6660年前、ウイルス由来の遺伝子peg10が
胎盤が作られるのに関わったというのです。

他にも肌のバリア機能や脳の進化にウイルスが関わっていたそうです。
今後もまたウイルスで人間や動物の進化の可能性があるかもしれませんね。
興味深々の内容で意識が拡がりました。
今は地球も人も進化の時ですね。

ノンジャッジメントが大切な時。より互いに理解がもたらされますように…

今日もお付き合いありがとうございました。